「学資保険人気TOP5」を徹底分析
学資保険で教育資金を準備する場合、どの学資保険が良いか、人気の5商品を比較していますのでご覧ください。

※上記例は、30歳男性で計算しています。
学資保険を選ぶときのポイント
学資保険を選ぶ時は、次の6つのポイントを押えて選ぶようにしましょう。
▶︎6つのポイント
①返戻率の高さ
②お祝い金(教育資金)の支払われ方
③保険料払込免除の範囲
④保険料払込期間
⑤子どもの医療特約は付加出来るか
⑥育英年金は付加出来るか
ひとつずつ説明します。
ポイント1「返戻率」の高さ

学資保険に加入する人の目的は何と言っても「教育資金」を準備する事です。
幼稚園から全て国公立に通った場合の教育資金は約1,000万円、全て私立(大学は理系)に通った場合は約2,600万円も掛かります。(子どもの学習費調査の結果/文部科学省 教育費に関する調査結果/日本制作金融公庫(2019年)による数字)
ですから、教育資金が必要となる時期までに、しっかりと貯めて増やしておきたいですよね。学資保険は「保険」と名前はついていますが、「貯蓄」部分に期待して加入する人が多いです。
2017年、日本政府のマイナス金利政策により、利率は軒並み下がってしまい、銀行の定期預金は年利0.0001%ほどにまで低迷しました。計算してみると、100万円預けても年に10円の利息しかつきません。これでは、お金を増やす事が出来ませんね。
学資保険は長期的目線で見ると、銀行預金等よりも利率が高いものがあるので、人気が高くなっています。
ただし、各保険会社で返戻率にはかなりの差があります。同じ保険会社の学資保険でも、プランや条件によって返戻率は異なっています。
そこで、「返戻率」を重視して学資保険を選ぶのがポイントとなります。
【返戻率とは】
支払った保険料に対して、将来的に解約や満期の時にいくら受け取れるかを率で表したもの。
式は次の通りです。
戻ってくるお金 ÷ 支払保険料総額 × 100 = 返戻率
例えば、支払い保険料総額が200万円、受取総額が210万円だとすると
210万円÷200万円×100=105%
返戻率は105%となります。
返戻率が100%未満だと元本割れという事ですので、100%を超えた学資保険を選ぶのが良いでしょう。
ただし、学資保険には保障を重視した種類もありますので、どちらに焦点を合わせるかで選ぶ事も大事です。
なお、学資保険は「保険」ですので、途中で解約すると元本割れがおきます。特に加入間もない時期での解約は、ほとんど返戻金がありませんので、途中で解約する事のないよう、無理なく掛けられる範囲の保険料で加入する事も大切です。
ポイント2お祝い金(教育資金)の支払われ方

学資保険の特徴として、入学のタイミングに合わせてお祝い金(教育資金)が支払われます。お祝い金は、プランによって支払われ方が違っています。
主に次のようなプランがあります。
●幼稚園・小学校・中学校・高校・大学入学の都度、お祝い金を受取り、満期時に満期祝金を受け取る。
●大学進学時にまとめて大きくお祝い金を受取り、満期時に満期祝金を受け取る。
●一番お金のかかる大学進学時に焦点を当て、大学入学時から大学卒業時まで、お祝い金を年金形式で毎年受け取る。
学校に入学する時には入学準備にお金が掛かります。その準備金にあてるために、入学・進学の都度、お祝い金をもらえるプランがあります。入学・進学する都度、お祝い金をもらえると、貯蓄が少ない時など助かりますよね。
また、小学校入学の時に必要なければ据え置きにして、必要な時に引き出す事も出来るなど、ある程度融通がきくものもあります。
あるいは、一番お金のかかる大学進学時に、多くのお祝い金をもらうプランや、大学進学時から大学卒業時まで、毎年お祝い金を受け取るプランもあります。
返戻率で比較すると、こまめに受け取るよりも、まとめて受け取る方が返戻率は高くなります。
アナタのニーズに合わせて、どの時点でお祝い金をもらうプランが良いか、比較検討してみてくださいね。
ポイント3保険料払込免除特約の範囲

学資保険は、貯蓄的部分が重視されがちですが、大事な保障部分があります。
それは、契約者(主に親)に万が一の事があった場合、以降の保険料を支払わなくても良いという、「保険料払込免除特約」。殆どの学資保険に付いています。
親に万が一の事があった場合、生活が一変し、保険料の払込が厳しくなる事も十分考えられます。そんな時に、保険料の支払いをしなくても、満期まで、契約時通りのお祝い金や満期金などを受け取れるのは、子どもの教育資金としての目的を果たす事が出来るので安心ですね。
この、保険料払込免除特約ですが、プランによって特約の範囲が異なっています。
契約者に万が一の事があった場合の範囲は、主に次の通りです。
●死亡の時
●高度障害の時
●所定の身体障害の時
●一定の介護状態の時
●三大疾病にかかった時
アナタが加入しようとしている学資保険の保険料払込免除特約が、どの範囲まで保障されているのか確認しましょう。
一般的には、契約者死亡、高度障害までは付加されているケースが多いです。保障範囲が広くなればなるほど、保険料は高くなる傾向があります。
なお、保険料払込免除特約が付いていない学資保険のプランもあります。
何故、そのようなプランがあるかの理由は次の2つです。
●少しでも返戻率を上げようとしているから
●契約者の健康状態が悪く、告知をすると学資保険に加入出来ないから
保障の部分の保険料を減らすと、保険料は下がります。
しかし、万が一の事があった時の保険料の免除は、学資保険の目的からいっても、外せない特約と言えます。ですから、保険料払込免除特約が付いていない学資保険は、おすすめしません。
しかし、契約者の健康状態が悪く学資保険に加入出来ないケースもあります。
健康状態が悪い場合は、保険料払込免除特約のついていない学資保険は、無告知で加入出来ますので、貯蓄的部分のみに目を向けて加入出来るのは、良い点でしょう。
しかし、万が一の時でも、保険料は支払い続けなくてはなりません。
ポイント4保険料払込期間

学資保険の保険料払込期間は、5年、10年、15年、18歳、22歳までと、さまざまな種類があります。短期間で支払うほど、返戻率は高くなりますから、余裕のある人は、短期間に支払ってしまうと良いでしょう。
また、あまり教育資金が掛からない中学校卒業まで(15歳)に支払い終わると後がラクになりますね。
義務教育時は、児童手当が月に1万円~15,000円もらえますから、児童手当を学資保険の保険料にあてている人も多いです。それなら、負担なく掛け続けていけます。
なお、一番返戻率が高くなる保険料払込期間は、一括で支払う方法です。
まとまったお金が準備出来る人で、一括支払い(全期前納払い)を取り扱っている保険会社の学資保険でしたら、一括で支払うと、返戻率が上がり、オトクになります。
いずれにしても、アナタが無理なく掛けていける保険料払込期間を選ぶのがポイントです。
ポイント5子どもの医療特約は付加出来るか

学資保険に、子どもの医療特約を付けたい人もいます。プランによって、付けられるものと付けられないものがあります。
主に、入院、手術した場合に給付金が支払われる保険が多いです。
ただし、医療部分は、掛け捨て部分になりますから、返戻率は大きく下がります。
ポイント6育英年金は付加出来るか

契約者に万が一の事があった場合の保障として「育英年金」があります。
育英年金は、契約者に万が一の事があった場合、満期までの間、毎年年金が支払われます。
契約者が死亡等で生活が変わってしまった場合でも、毎年年金が支払われるのは、安心ですね。
ただし、保険料は高くなりますし、掛け捨て部分ですので、返戻率はかなり下がります。
このように、アナタが学資保険で「貯蓄」「保障」をどの程度必要としているかをポイントにして選ぶと、ピッタリ合う保険が見つかるでしょう。
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まとめ
ここまで、人気の学資保険についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
今回の記事では次の事をお伝えしました。
①学資保険を比較する時には、返戻率の高さを比較する。
②返戻率は払込期間が短い方が高くなるが、保険料の額も上がるので、保険料とのバランスも考える事。
③お祝い金の支払われ方は、節目、節目で支払われるタイプと、大学時に焦点をあてるタイプがある。
④保険料払込免除特約が付いている学資保険が良いが、免除特約の範囲も確認する事。
⑤子どもの医療特約を付けられるか、育英年金は付けられるか、ニーズに合わせて選択する事。
⑥学資保険の取り扱い保険ショップのおすすめも参考にすると良い。
上記の点で比較すると、ある程度自分の希望する学資保険の的が絞れるでしょう。
しかし、保険は専門的ですので、疑問な点や、内容があやふやな点もあると思います。どのプランが良いか、今ひとつ決め手に欠けているかもしれません。
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